来週はもう３月。
３月７日の公立高校入試まで数えるほどになりました。
倍率も発表されて、緊張の高まる時期を迎えています。

中学生に進路アンケートを実施しています。
アンケートと聞くと「志望校を決めるため」と思われがちで、もちろんその必要もありますが、
僕は自分の将来を考えるきっかけを与えたいと考えています。
５年後や10年後といった未来の自分について考えることをしてほしいという思いからのアンケートです。そしてそれを生徒と僕と保護者の３者で共有して、その夢の実現をサポートしていきたい。そんな思いです。

「なんのために勉強をしているのか？」
「なんのために高校受験するのか？」
それは、その先の自分の夢や目標を実現するためです。
自分が「こうだったらいいな」と思う未来の自分になるためです。

将来の職業や夢が思いつかない場合は、
「どんな自分だったら、親に恩返しができるだろう？」
「どんな自分だったら、親は喜んでくれるだろう？」
そんな視点で未来の自分を想像することもいいと思います。

何よりも「考える」「想像する」ということが大切です。
もちろん、学校でもそのような授業はしていると思います。
ただ、足りません。塾でも家でも聞かれてはじめて真剣に考えるのではないかとも思います。

受験生にはよく「人生は長い」と話します。
学生生活よりよっぽど社会に出てからのが長いということを。
その長い社会人としての生活を幸せに過ごしたくはないかと。
高校受験はゴールではなく、通過点でしかない。
よく聞くフレーズですが、でもその通りです。
高校での３年間をどう過ごし、どう次の進路へつなげるかが大切です。
そのためにも受験生、今このタイミングでこそ考えましょう。想像しましょう。
「未来の理想の自分」を。
そうすることが、きっとパワーをくれるはずです。
緊張をもぎとってくれるはずです。
がんばれ！受験生！