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2017年12月2日
中高生の多くが読解力不足 つぶやき一覧へ
先日、新聞の見出しに「中高生の多く 読解力不足」」「主語と述語の関係 理解できていない!?」
とありました。
記事によると
@幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。
A1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。
という@とAの文章が同じ意味かどうか尋ねたところ、「同じ」と誤答したのが
中学生が約43%、高校生が約28%だったそうです。
記事には、中学校の教科書からの引用文をこの割合の生徒が誤答する事実から、
読会力が不十分だと社会生活を送る上でも大きな影響が出ると懸念しているとありました。
私も以前から「単語だけの会話」になるということには心配をしていました。
正しい言葉を知った上で、省略するというのはまだわかるのですが、
省略した言葉しか知らないというのは心配です。
勉強のことで言いますと、最近では「思考力」を問う問題が多くなっています。
「思考力」を問う問題は、往々にして問題文が長く作られています。
最後までしっかり読み通す力、また理解する力が必要です。
私は文章を読む機会を増やすことが、言葉を知る上では有効と考えて「わくわく文庫」を
導入しました。本に触れること、感想を表現することは、語彙力をつけるだけでなく、
表現力やコミュニケーション能力の向上にもつながると考えています。
結局宣伝になってしまいましたが、「わくわく文庫」ぜひ体験しに来てください!